3年生

3年生 書初練習

 3年生の書写では、書き初めの練習が始まりました。 3年生にとっては、長い画仙紙に向かう初めての体験です。

 初回の練習は、実は「たった1枚」しか書いていません。 「えっ、1枚だけ?」と思われるかもしれませんが、この1枚にたどり着くまでの準備こそが、初回の一番の学習でした。

 

 慣れない手つきで一生懸命準備をし、ようやく筆を持てたのは授業の後半。「さあ書くぞ!」と筆を下ろしたときの子供たちの緊張感は、いつもの授業とは比べ物になりません。

 

 時間がかかったのは、それだけ一つ一つの作業を丁寧に行った証拠です。 書き上げた後、「ふぅーっ」と大きなため息をつく子もいました。たった1枚ですが、神経を集中させて書いた「重みのある1枚」です。

 次回からは準備もスムーズになり、もう少し枚数も書けるようになるはずです。まずはこの「はじめの一歩」を、ご家庭でも褒めてあげてください。

 保護者の皆様には、新聞紙の用意等、たくさんの準備にご協力いただき、ありがとうございます。3学期の書初大会本番に向けて、学校でもしっかりと指導していきます。 ご家庭でも、ぜひお子さんの「初めての挑戦」のお土産話を聞いてあげてください。

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